東北一の独立峰「鳥海山」〜庄内名所めぐり

出羽富士鳥海山

東北一の独立峰

鳥海山(ちょうかいさん)は山形県と秋田県にまたがる東北一の独立峰。その雄姿から別名を「出羽富士」とも呼ばれ、地域に親しまれている山形県の最高峰です。山頂には大物忌(おおものいみ)神社が祀られていて、古くから山岳信仰の対象にもなっています。

標高は、昔の方は2,237m(夫婦で見な)と覚えたらしいのですが、どうやら誰かが1mほど石を持って降りたらしく、現在は2,236m(夫婦で見ろ←ちょっと押しつけがましい?)が正式な標高になっています。どうして1mも下がってしまったのか…残念ながら真意の程は分かりませんw

豊かな伏流水

釜磯湧き水冬期に降り積もった雪は、ゆっくりと溶けて山肌に染み入り、数十年とも数百年とも言われる時を経て豊富な沢水となり庄内平野の水田を麗し、作物を育てます。おいしいお米やお酒はもちろん、夏場に捕れる「岩ガキ」も海底から吹き出す冷たいミネラルいっぱいの伏流水に育てられます。ぷっくぷくの生の岩牡蠣は得も言われぬ絶品!ぜひ皆さんに食べていただきたい庄内の味覚のひとつです。左の写真は遊佐町にある釜磯海岸。砂浜に湧き出すのは鳥海山の伏流水。湧き出した冷たい真水と暖かい海水が混じり合う不思議な海岸で、ファミリー向けの海水浴場なのですが、知る人ぞ知る隠れた人気スポットなんですよ。

 

 

鳥海登山

百名山の一つでもある鳥海山は、全国から大勢の登山客の方が来られます。新設されたばかりの国民の休日「山の日(8月11日)」も大変な賑わいだったようです。鳥海ブルーラインをのぼった国民宿舎大平山荘(おおだいらさんそう)から、7合目にあるカルデラ湖の鳥海湖までは2時間半くらいで登れます。残雪と深緑のコントラストが美しく、日本海を臨む眺望もよく、その上、雪解けを追いかけるように花を咲かせる高山植物の名所でもあるため、人気のトレッキングスポットです。結構気軽に?登れることもあり、地元の小学生や中には幼稚園の遠足で鳥海湖を目指したりもしているようです。

鳥海湖高山植物
鳥海山 雪渓

(左)7合目の御浜(おはま)脇にあるカルデラの鳥海湖(直径約200m、水深約4m)
(右)高山植物が咲き誇る鳥海山麓
(下)大雪渓をアイゼンを付けてのぼる登山客

写真提供:庄内観光コンベンション協会